シトロエンDS3がエンジンチェックランプ点灯修理で入庫。
テスターチェックを行うとシリンダーNo1ミスファイア…
コイル、プラグは交換済みです(*_*)
とりあえずお預かりしてエラーを消し
エラーの再入力されるまで試乗~…
と思ってましたが、冷間時にすぐに再発してくれました(^^♪
エラーはミスファイアと燃料圧不良…
恐らく高圧フューエルポンプに不具合は確実かと思いますが
それと同時に過去の経験から直噴エンジンの持病ともいわれる
インテークバルブのカーボン堆積も疑われます。
お客さんと相談のうえ
カーボン除去作業と高圧フューエルポンプの交換行いました。
他にもタイミングチェーンの伸びやインジェクターなどの不良も
考えられますが、数値パラメーターやノイズの発生具合から
消去法で外しました。
カーボン除去作業はインテークまわりを外し溶剤を使い
漬け置き、吸引、ブラシ洗浄をただひたすら繰り返すという
ただただ時間のかかる作業です(T_T)
ブラシも溶剤に負けない、細く、毛足の長いやわらかいモノですので
まぁなんとも優しい仕様です(>_<)
で、こちらが掃除前のインテークバルブ…
直噴エンジンはほとんどの場合、このような状態ですが
なんとも酷い汚れ様です…(-"-)
左上のNo1シリンダーなんて半分カーボンで塞がってますよね?
これでは吸気量も本来のECU設定数値とズレて当然かと思います。
この溜まりに溜まった汚れを時間をかけて掃除するとこうなります☆
超スッキリ!!
これは効果絶大で間違いないですね(^.^)
と言ってもチューニングとかではなく
本来の新車状態に近づけただけなんですが…笑
高圧燃料ポンプはインテークまわりを外してますのでサクッと交換。
整備完了後は非常に調子が良くなり
お客様からも後ほど大変良くなったと連絡があり
ホッとしております(^O^)
この度は御入庫有難う御座いました!!
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